ご心配をおかけしました。6日、無事に退院いたしました!
メールを下さった方にもここでお礼をさせていただきます。 本当にありがとうございました。 予定よりかなり早く退院することが出来ましたが、 まだ傷口は痛くて家の中をソロソロと歩いています。 しかし、食欲は以前にも増してあり・・・。 動けないのに食べられる、一番マズい事態が起きています・・・。 入院生活といっても、手術前日入院時は痛くも痒くもないのでただのお泊まり。 当日は、背中に麻酔を打たれてからはあっという間に意識がなくなり、 声をかけられ起こされた時には終わっていましたので、手術のことは全くわかりません。 次の日はモヤモヤとした淡い記憶。 4日目、痛み止めが切れ、初めて『痛い』と気づき、 2日も寝ていた体は立つことさえ出来ず、生まれたての子山羊かクララか。 5日目、痛みが減り、点滴のぶら下がったカラカラを連れて少し歩けるようになりました。 6日目、急激に痛みが減り、カラカラをペットのように連れ回し、院内をうろちょろ。 主治医も笑うほど元気。検査の結果、退院決定! 7日目、めでたく退院! 入院前日、全身麻酔による『万が一』の説明をされて、 手術そのものは簡単なものと言われても『万が一』のことが無いとは言えない。 見かけによらず貧血もひどいので輸血の心配もあり。 手術台に登り、お医者さんや看護士さんが自分を覗き込んだ時、 生まれて初めての何とも言えない恐怖を感じました。 まぁ、かなり大袈裟な感じですが、何せ初体験ですからね。怖かった。 色々な方が入院していて、意識が戻るにつれ色々な話が聞こえてきました。 人が生きてココにいるということは、奇跡だと思いました。 そして、その奇跡の人同士が出会うということは大変なことだなと。 歩けるようになったころ、世の中は桜が満開だと知り、 今年は大好きなお花見は出来ないなーと、悲しくなりました。 しかし、桜が終わるということは、スギ花粉も終わるということ。それは嬉しく・・・。 病院からの帰り、主人が通ってくれたのは、 兼六園と県立美術館の間を抜け、21世紀美術館の脇を通るという道。 満開の桜、桜、桜。まさに桜のトンネル。それはそれは綺麗で麗らかで。 晴れ晴れとした気持ちで、見る桜はまた格別。 この奇跡の出会いに感謝せずにはいられず、主人の顔をじろじろ見てしまいました。 『デリカシーはないけど愛はある、頼れる男(自称)』 何とも言えない安心感を覚え、今日はデリカシーもあるじゃん!と感動。 この奇跡に感謝するために、今回の試練を与えられたのだ。 少し、かなり、宗教的だけれど本当にそう思えた、良い経験でした。 ついでのようで恐縮ですが、あらためて、みなさまとの出会いも奇跡と感じました。 ご心配下さり、本当にありがとうございました!
by bellavista777
| 2010-04-08 16:05
| 日々
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